春の日差しを浴びて東郷池の魅力を満喫 「愛らぶ東郷池ノルディックウォーク」

春の陽気に恵まれた4日、ウオーキング・シーズンに先駆けて「愛らぶ東郷池ノルディックウォーク」(鳥取県、湯梨浜町主催、認定NPO法人未来運営)が同町引地の中国庭園「燕趙園」を発着点とする約5㌔のコースで行われ、100人余りの参加者が東郷池の風景やレトロな町並みを満喫しました。

開会式で歓迎の挨拶を述べる宮脇町長

ノルディックウォークは、距離スキーの選手のような2本のノルディックポールを両手に握り、よりスムーズで体全体を使った歩行や活発な運動量が得られるウオーキングのこと。開会式では地元の宮脇正道町長が「ようこそ湯梨浜町へ。2013年に東郷池の周遊コース12㌔がノルディックウォークの全国公認第1号に選ばれ、年間を通じて多くの大会が開かれています」と歓迎の挨拶を述べました。

燕趙園前広場でラジオ体操し、身体をほぐす参加者ら

宮脇町長の銅鑼の合図でスタートする参加者ら

参加者らはラジオ体操でしっかり身体をほぐした後、ポールを手に元気よくスタート。東郷池のほとりでは地元の人から古くから伝わる漁法「四ツ手網」の説明を受けた後、あやめ池公園を通って、昭和レトロ感が漂う松崎地区の商店街に戻ってきました。

ボランティアガイドから東郷池に伝わる四ツ手網漁の説明を聞く

商店街では「三八(さんぱち)市」が開かれており、地元の女性らでつくる「鬼嫁の里プロジェクト」のメンバーが豚汁をサービス。参加者はスタート前に配られた同市のクーポン券を使い、屋台のお弁当や手作りスイーツを次々買い求めていました。

頭にツノを生やした地元の「鬼嫁」から弁当やスイーツを買い求める参加者ら