自然や歴史に触れながら、すこやかウオーキング！
血圧の変化を把握し、心拍数をコントロールしながら健康的に楽しく歩く「ウェルネスウオーキング教室」（湯梨浜町主催、認定NPO法人未来主管）が８月から１０月まで３回開かれます。ウオーキング後はオリジナルドリンクや温泉入浴などお楽しみ付きのイベント。
猛暑で心も体も少々お疲れ気味の日々。さっそく第１回が開かれた８月23日（火）に同行し、東郷池から日本海にかけて雄大な自然と歴史のロマンあふれる約５キロのコースで、さわやかな汗を流しました。
集合すると、まずコロナ対策の体温測定。第１回教室には町内外から参加者、スタッフ合わせて２０名が参加しました。歩く前に血圧を測って今日の自分のコンデションを把握。
発着点は「café ippo （カフェ・イッポ）」。県中部のウオーカーの憩いと活動の拠点です。広いカフェのデッキからは美しい東郷池の風景。歩く前にインストラクターの中原都さんが「心と体を健康にするウエルネス理論に基づいたウオーキングなので、血圧や心拍数を測りながら自分に合った歩き方を目指します」と説明。全員で気持ちよく準備体操。
さあ、元気に「café ippo」を出発！ この日は暦の上で「暑さが峠を超える」という『処暑』。時折、初秋を思わせる風も吹いて、参加者らの足取りも軽い。
日本海につながる橋津川沿いの道を歩く。視界が開けてきた。
今年６月に整備されたばかりの「トウテイランの里」に到着。各自で心拍数を測る。
たまたま地元の「植物博士」がおられ、即席の「湯梨浜の植物教室」を開催。トウテイランの自生地は湯梨浜町と隠岐の島（島根）丹後半島（京都）の全国３カ所しかなく、絶滅が危惧されている。岩肌に美しく咲く青いトウテイランの花に参加者はうっとり。
コースは馬の山中腹をめぐる登り坂へ。海の眺めは美しいが、息があがる参加者も。
コースの途中には、縄文時代の海面上昇で波で岩が削られた「離水海食洞」＝右＝や、唯一残る江戸時代の鳥取藩の「橋津の藩倉」（県指定保護文化財）も。説明を受けながら「心と体だけでなく、頭（知識）にもプラスになるウオーキングですね」と参加者。
ゴールの「café ippo」に到着すると、すぐ血圧と心拍数の測定。「あれ、血圧、下がってるわねえ」。その後、腕の肘から先を冷水に１５秒間浸けて、ヒートダウン。運動で広がった血管が収縮し、疲労が和らぐというウエルネス理論。
さてウオーキング後は、お楽しみのランチタイム。参加者全員にドリンク、また「café ippo」いち押し、ハワイの郷土料理をアレンジした「ロコモコ丼」が、なんと半額のサービス！
ウエルネス教室は、あと２回開催されます！
参加には事前の申し込み（ゆりはまヘルシーくらぶ）が必要、１回参加で同くらぶポイント１００ポイントが付与されます。
【日程】各教室は２時間程度。
・９月８日（木）10時～ 集合場所：養生館 距離約５キロ ※ウオーキング後は養生館で入浴できます。
・10月４日（火）10時～ 集合場所：café ippo 距離約５キロ ※café ippo のオリジナルドリンク付き
【参加費】300円（中学生以下は無料）
【定員】各日程15名（先着順）
【講師】全日本ノルディックウォーキング連盟公認指導員
【注意事項】当日は動きやすい服装でお願いします。水分補給の飲み物は各自持参下さい。
ウオーキング中の心拍測定や前後の血圧測定などを行います。
【問い合わせ、申し込み先】湯梨浜町役場健康推進課、電話0858-35-5375。
